歴史の中の遊女・被差別民―謎と真相

投稿者: | 2012年11月23日

 

歴史の中の遊女・被差別民―謎と真相 (別冊歴史読本 (45))

新人物往来社 1,800円 2006年

おもな内容は、タイトルの通りで、風俗ではなく遊女の歴史についての本というかムックである。だが、ここに挙げたのは、下記のような特集が掲載されているからだ。

■「日本縦断―赤線跡を訪ねて―」 木村聡

■「秋田紀行―遊廓跡を訪ねて―」 木村聡

■「海を渡り性を売る生き方の今昔」 日名子暁 

■「今は幻のはしりがね」 辺見じゅん

そのほかにも、

■巻頭カラーの10ページの赤線跡・遊女の写真

■現代の「悪所」、飛田新地を往く

■輝けるテーマパーク・吉原

などなど、興味をそそる読み物が詰まっている。写真はあんまりなくて文章中心。巻頭写真以外はすべてモノクロ。

2011年に文庫本が出てる。買ってないから内容が改変されているかは知らんけど。→歴史の中の遊女・被差別民 (新人物往来社文庫)