歴史の中の遊女・被差別民―謎と真相 (別冊歴史読本 (45))
新人物往来社 1,800円 2006年
おもな内容は、タイトルの通りで、風俗ではなく遊女の歴史についての本というかムックである。だが、ここに挙げたのは、下記のような特集が掲載されているからだ。
■「日本縦断―赤線跡を訪ねて―」 木村聡
■「秋田紀行―遊廓跡を訪ねて―」 木村聡
■「海を渡り性を売る生き方の今昔」 日名子暁
■「今は幻のはしりがね」 辺見じゅん
そのほかにも、
■巻頭カラーの10ページの赤線跡・遊女の写真
■現代の「悪所」、飛田新地を往く
■輝けるテーマパーク・吉原
などなど、興味をそそる読み物が詰まっている。写真はあんまりなくて文章中心。巻頭写真以外はすべてモノクロ。
2011年に文庫本が出てる。買ってないから内容が改変されているかは知らんけど。→歴史の中の遊女・被差別民 (新人物往来社文庫)