沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

By | 2020年3月1日

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

藤井 誠二 講談社 2018年 2200円 

いやはや、これは驚きましたね。凄いですね。「よくこれだけしっかり取材したなあ」というのが率直な感想でした。これがノンフィクションライターの仕事だぞって迫ってくるようなエナジーが感じられる非の付け所のない取材・調査、また引き込まれる文章の343ページでした。

えー、どんな本かと言いますと、戦後の沖縄の売春街(ちょんの間)について複数の方面・要素から取材・調査して書かれた本といえばいいかな。

ただ、一般的には売春とはかなり薄く関連するようなテーマについても章が割かれて大ボリュームで書かれているので 「いわゆる沖縄のちょんの間(真栄原・吉原)について内実を調べ上げて書かれた本」という認識でのみ読みたい人は1・2・3章だけが面白いかもしれません。 全部読むのはきつい(面白くない)かも。

今は無くなってしまった真栄原・吉原についての1つの集大成的な記録でもありますな。