
スワイパー1999: カンボジアの闇にいた女たち (ブラックアジア的小説)
鈴木傾城 2015年 780円
タイトル買いしました。小説です。舞台はスワイパー。そこを知っているから書ける情景なんでしょう(ここは実話としては書けないという判断なのか)。売春婦と日本人買春客のお話です。鈴木傾城の本を読んだことあるなら、だいたい予想通りのストーリーです。前半は単調でダレ気味だけど、後半はテンポよくなり、登場人物もプロットもしっかりしているのがわかります(上から目線ですいません。780円払っているので)。
読みごたえは……、まあまあまあまあって感じですかね。電子書籍で780円って値段がやっぱり高いよね。