うすバカ風俗伝

By | 2015年1月10日

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うすバカ風俗伝

東洋片岡 青林工藝社 1500円 2006年

裏風俗(ホテトル)の体験漫画です。 体験っていっても「潜入しました!」とかじゃなくて、著者はホテトル遊びが大好きなんですな(読むところ上級者~達人クラスです)。 ですからそういった、著者自身が日常的にプレイしている東京のホテトルついて描かれています。 原稿料以上にプレイ代金につぎ込んでしまうらしいので、金欠でプレイ代が捻出できない回は昔のプレイの回想とかになっています(笑)。

264ページで84話(84人ってことですな)が収録されています。 元ネタは週刊漫画サンデーやBURSTなど5誌に連載されていたもの。(2000年~2004年)

絵はぐにゃぐにゃで、陰影を出すのにトーンを使用しない漫画家で、それでいて細部まで描き込まれているので、 非常にゴチャゴチャ感がある絵になっています。セリフもすべて手書き。A5判サイズなんですが、それでもかなりゴチャゴチャしていると感じます。

2~4ページで1話が完結するのですが、とにかく文章量が多いのです。 小林よしのりの作品みたいに、絵を見ていくというより、単純なコマ割の中にびっしり書かれたセリフ以外の小さな文字を読まなくてはなりません。 マンガなのに読むのにかなり時間がかかります。

それらを丹念に読み進めていき、5分ほどが経過すれば、 きっとあなたは溢れ出るブルースに翻弄されているでしょう。 現れる女(ババア)の容姿やクンニで悶える顔の描写などは、読者の需要があるかどうかは別として、的確にポイントを捉えており大変上手であります。(※10代や20代の若い女は一人たりとも登場しません)

1話1話は短いのですが、風俗行くところから発射までのプロセスが4ページに濃縮されている「ちょんの間プレイ」みたいな漫画です。一回転してスタート地点に戻って2回転目の真ん中くらいまで行っている人などは大変楽しく読めると思います。

この漫画、残念ながらなかなか手に入りません。中古相場も高いです(なぜだ?)

熟女ホテトルしびれ旅」というタイトルで2作目も出ています。こちらは新品で本屋でも手に入ると思います。