消えた赤線放浪記 その色町の今は……
木村聡 ミリオン出版 1,785円 2005年
簡単に説明すると、「赤線跡を歩く」の「セックスもしましたバージョン」。色町の歴史を散策する風味ながらも必ず訪問先ではエロ行為が行われることが前提となっており、というかどっちか言うとエロがメインで、そこらの裏風俗ムック本よりは参考になる。料金や時間も書かれており、風俗紀行物リアルドキュメントを求める方なら、かなりお勧めの本。というか見つけたら迷わず買え。買って絶対損はない。メジャーからマニアックまで北海道~鹿児島の全国41箇所での取材がなされている。表風俗もあれば裏風俗もあり。著者もよくこれだけ行ったよな・・。やっぱり凄いよアンタ。しかし、アンチ風俗な綺麗好きの赤線遊廓マニアの人からすると、赤線跡シリーズと同じ著者でこの内容はいいんですかね??(笑)。
2000年前後の裏風俗ブームの頃に「おとなの特選街」って雑誌(風俗情報誌)で連載してたやつをまとめたんだと思います。当時はペンネームで書いてたと思うが・・。