アダルトビデオ革命史

藤木TDC 　幻冬舎　861円　2009年

日本のアダルトビデオの歴史について書かれた本。内容を一言で表すと「網羅」。凄い内容だ。ソフトだけでなく、ハードについても言及されている。でも誰が読むんだろ。AVマニアは世に沢山いるが、彼らはその映像内容に関してマニアであるわけで、それらの歴史に興味があるわけではない。遊廓マニアや赤線マニアは沢山いてもAVの歴史マニアは日本には殆どいない様に思う。それを思うと、ごく一部からしか評価されないような気がしてなんだか寂しさを感じる本だ。でも、マニア道とはそういうものだと思う。