「遊廓・赤線」カテゴリーアーカイブ

遊郭をみる

遊郭をみる下川耿史・林宏樹　筑摩書房　1,995円　2010年いや、これは素晴らしい。遊廓マニアなら絶対買いだ。北海道から沖縄、果ては旧日本領の満洲やサハリンまで108の遊廓が写真（絵葉書）で紹介されている。「建… 続きを読む »

日本遊里史 (1982年) (日本文化史叢書) 上村行彰　藤森書店　1982年これは復刻版で、オリジナルは1929年。奈良時代～明治時代までの日本の遊女・遊廓について書かれている。なんか著者は、「江戸の遊里のことを書い… 続きを読む »

全国花街めぐり性の空間〈2〉 (近代日本のセクシュアリティ―風俗からみるセクシュアリティ) 松川二郎　　ゆまに書房　23,100円　2008年これはオリジナルの再録版（オリジナルは昭和4年発行）。足元見すぎの価格だ… 続きを読む »

近代庶民生活誌 (14) 色街・遊廓2 南博　　三一書房　12,233円　1993年「全国遊廓案内」が再録されている。（全国遊廓案内＝遊廓跡を歩いたり調べたりするのを生きがいにしている人のバイブル的書籍。昭和… 続きを読む »

江戸吉原図聚三谷一馬　中央公論社　1,600円　1992年「本書は、江戸新吉原のすべてを絵と解説によって再現しようとしたものです」（はじめに）という本。遊女の絵・花魁道中の絵・登楼の方法・遊女の生活など絵と解説… 続きを読む »

　江戸の華吉原遊廓 (双葉社スーパームック) 双葉社　1,680円　2011年これはイイ！。吉原を描いた浮世絵などの当時の絵図をカラー着色したものと、吉原遊郭を忠実に再現したリアルなCGで構成されてるフルカラー… 続きを読む »

　静岡の遊廓二丁町小長谷澄子　文芸社　1,575円　2006年徳川幕府がつくった遊廓「二丁町」に関する書籍で、その最末期（昭和初期）を知る人物（遊女、楼主、出前屋など）へのインタヴューによって構成されている。1… 続きを読む »

日本花街史明田鉄男　　雄山閣出版　15,291円　1990年遊廓マニア向け資料。前半は京都の遊廓（花街）について超詳しく書かれている。あと、大阪新町・名古屋中村・金沢東・長崎丸山についても中途半端に書かれている。後… 続きを読む »

艶本紀行東海道五十三次林美一　河出文庫　650円よくぞやってくれた！って感じです。日本橋から京都まで、東海道の遊里を調査した本。『東海道もののガイドブックは掃いて捨てるほどあるが飯盛女郎について詳しく調べたガイドブッ… 続きを読む »

花街・色街・艶な街色街編上村敏彦　街と暮らし社　2,100円色街の成立とその歴史をたどり、東京の色街22か所を探訪」という本。エロ系の話は一切出てこない。そして取材は東京に限定されている。「赤線跡を歩く（木村聡… 続きを読む »