遊廓に泊まる

By | 2018年8月5日

遊廓に泊まる

新潮社 関根虎洸 2018年 1600円

タイトルの通り、全国に残る泊まれる遊郭物件に泊まってきたよって話だ。でも話ではなく写真がメインだな。ぜんぶフルカラーで綺麗な写真が一杯載っている。

物件や遊郭の歴史なんかも書かれているんだが、現場へ行って外面の写真撮ってきて資料調べてまとめて本にしたっていうノリではなく、なんちゅうか、やはり「泊まる」ってコンセプトが面白いね。内部写真もガッチリ撮られているし。宿の主人や従業員とのやりとり、朝食の見開き写真なんかも入っているので、より深くリアルにロマンを感じられるね(枕投げや酒盛りの写真は出てこないのでご安心を)。

リフレッシャー的には、これが「泊まる」じゃなくて「プレイ」になるんだけどな。プレイできるところは見て写真撮るだけじゃダメなんですよ、てゆうか写真なんか無くてもプレイしたほうが勲章のレベルは格段に高いんですよ。でもやっぱり写真も欲しいんですよ。なんだったら商品の写真も欲しいんですよ。でもプレイもしなきゃいけないし出来るだけ中出ししなきゃいけないし写真もプレイも両方はすごい難しいというか無理なんすよ。てゆうかそのまえに写真は隠し撮りだからそもそもダメだろって話なんすよ。でもたまに合意のもとで撮らせてくれる女もいるから油断ならないんすよ。てゆうか撮らせてくれるもなにも自分で送ってきてくれたりするんすよ。

えー、で、この本には全部で20か所の物件が掲載されている。これを見て実際に泊まりに行ってロマンを体得してもよし、家で見てロマンを膨らませてもよし。それからこれは記録としてもたいへん良い本ですね。

たしか、元ネタは実話ナックルズかなにかの雑誌で連載してたやつだと思う。連載の時はもっとたくさんの物件が取り上げられていた気がするが、気のせいだろうか。大橋屋の回があったように思うのだが、本には載ってないな。雑誌を探せばいいのだが、ちょっと発掘できなかったので。

どうでもいいけど表紙の猫の写真はよく撮れたな。飼い猫をセットしたんかな。