日本人が知らない韓国売春婦の真実

By | 2020年4月30日

日本人が知らない韓国売春婦の真実

中村淳彦 宝島社 2014年 1200円

最初に書いておきますと、この本は従軍慰安婦、嫌韓とは関係ありません。これを書かないとタイトルだけで反応しちゃう人がいるので最初にね。

えー、著者は貧困風俗嬢で有名な書き手さんですね。

全体的な内容としては、

1章2章、鶯谷の韓デリ
3章、韓国風俗の種類
4章、韓国風俗を規制する法律
5章と6章は、まあ…蛇足ですね。出町柳次と生駒明に聞いた話をまとめたものなど。

門倉貴史や三橋貴明みたいな各種数字でもって市場規模を推測し…みたいなところが多い書き方です。これの2年くらい前に「日本の風俗嬢」というのも出ているが、それの韓国版みたいなイメージなのかな。(「日本の風俗嬢」は、ちゃんと読んでないのでよくわからん)

なんしかリフレッシャー的な視点ではないんですね。コリアンプレイをまったく知らない著者(私の推測)が、1から取材して調べるところからスタートしているので、韓国風俗の業種解説とか面白みのないのが長く続いてしまうのだと思う。売春婦に関する解説ではなく、ただの業種解説ね。凄いしっかり書かれているけれども。

しかし1章2章の「鶯谷の韓デリ」は、あんまりこんなことを書かれたら鶯谷のパラダイス度が下がってしまうんじゃないかとハラハラしますよね(笑)。

それでですね、私が思ったことなんですが。題材としては面白いものを秘めてると思うんです。やはり、フレームだけではなく、その一部にスポットを当てて書いてないから「心動く」というのがないわけで、これが例えば、韓国人娼婦1名を追った流れや、韓国人ブローカーや経営者を軸にしたストーリー性があれば、読んで感情移入もして、面白いんだと思う。別にこの本の書き方が悪いのではなく、読者はワクワクドキドキもしたいんだよね。みんな欲張りだから(笑)。

「韓国人売春婦」は、題材として、そういった可能性を十分持っていると思うんです。もう日本の風俗嬢モノってありふれているし、いろんな角度から書かれているし。

ワールドリフレッシャー的な視点でいえば、「韓国人売春婦」というのは世界的に有名であって、当たり前のモノなんですよ。そして、その事実を最も受け入れている(知っている)のはおそらく韓国人自身なんですよ。多くの韓国人は、実は知っているけれども表立って言わないだけなんだ。じつはそれを良く知っているんだ。

だから、そういった「世界の風俗のなかの韓国人売春婦」という視点からも書いてくれる人がいたらおもしろいよね。もちろんプレイもする作家やライターさんにね。そういう題材だと思うよ。「韓国人売春婦」というのは。メイドインコリアってのはハイブランドだから。君もプロの韓国人とプレイしたらわかるよ。