山田可南 飛鳥新社 1,000円 2008年
風俗業界(風俗嬢)を題材にした漫画です。全然おもんないです。 なぜか松沢呉一の解説(コラム)が15個付いてます。
暴露漫画でもなければギャグ漫画でもなければ人間ドラマ漫画でもない。友人のしょうもない風俗店での経験を脚色して漫画にしただけ。 そして絵は下手糞。
『これが私の天職だ。お金?男?それとも性欲?何かを探して辿り着いた風俗業界。99%実話コミック!』(帯より)
「朝7時に起きて朝飯食って会社行って5時に退勤して買い物して帰ってテレビ見て風呂入って寝ました」 これは99%実話です。と例えれば解り易いか。描いてあるのはそれくらいのレベル。
『風俗に興味のある女性には「こういうこともあるんだ」と、 男性には「こういうことされると嫌がられるよ」と少しでも参考にしてもらえたらと思います』(あとがきより)
このへん含め、全体的に松沢呉一のアドバイス臭が漂う一冊。